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門司区の築73年「旧畑田団地」。やりたいことをできる場に団地を再生、月額1万円で入居者を募集(LIFULL HOME’S PRESS・2024年12月12日)
福岡県北九州市門司区にある、築73年の団地「旧畑田団地」が、空き家だったところを再生し、月額1万円で入居者を募集する取り組みが始まりました。
この団地は1950年に建設された“49A型”と呼ばれる古いRC造の建物で、和室2室に小さなキッチンという間取りでした。かつては福岡県内に複数の同型団地がありましたが、現在まで現存するのはここだけです。使用期限(70年)の到来で、数年前に最後の入居者が退去し、空き家状態になっていました。
この団地の新しい所有者は、建物を解体せずあえて残す道を選択。「団地を“やりたいことができる場”に変える」というコンセプトのもと、入居者自身がDIYで改装することを前提に、月額1万円で貸し出す「渋沢プロジェクト」を立ち上げました。
当初の募集は24戸に対し、11月中旬時点で全戸に申し込みが入っており、若者やアーティスト、カフェ運営を希望する人など、さまざまな価値観を持つ入居希望者が集まっているようです。古い団地を、自らの手で“好きな場”に作り替える──そんな新しいライフスタイルへの期待が集まっています。
福岡県北九州市門司区の高台で築73年、3年前から無人になっていた団地の再生が始まった。建物単体を再生するだけでなく、やり…
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