アクアポニックスで持続可能な地域づくりへ@青森県藤崎町

 

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「アクアポニックス」水耕栽培と魚飼育両立/藤崎(東奥日報・2025年3月23日)

青森県藤崎町では、持続可能な地域づくりを目指し、アクアポニックス農法の導入に取り組んでいます。この農法は、水耕栽培と魚の養殖を組み合わせた循環型の農業システムで、魚の排泄物を微生物が分解し、その栄養を植物が吸収することで、無農薬で効率的な生産が可能となります。

藤崎町は、旧弘前実業高校藤崎校舎(現・産業文化交流施設「リンゴカ」)の裏手にある未利用施設を活用し、アクアポニックスを基軸とした複合施設「アクアポニックスタウン」の整備を計画しています。この施設では、野菜の栽培や加工販売を行うだけでなく、教育や観光、地域連携など多面的な機能を持たせることを目指しています。

また、障がい者の就労支援や地域の特産品との連携、体験型観光の推進など、地域活性化とSDGsの実現に向けた取り組みも進められています。アクアポニックスを通じて、環境に優しく、経済的にも持続可能な地域社会の構築を目指しているのです。

 

Web東奥

青森県藤崎町は2026年度から、水耕栽培と魚の飼育を両立した「アクアポニックス農法」に取り組む。旧弘前実業高校藤崎校舎(…