注目キーワード
  1. 名刺作りワークショップ

原子力災害時の一時避難場所が完成@青森県東通村

 

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

「青森」に関する他の情報は こちら から!

 


原子力災害時 最大60人が3日間暮らせる 青森・東通村に一時避難可能な施設完成(青森朝日放送・2025年4月15日)

青森県東通村に、原子力災害時の一時避難場所となる放射線防護対策施設が完成し、4月14日に完成披露式が行われ、関係者約30人が出席しました。

この施設は、避難が困難な高齢者や障害者などが、避難先への準備が整うまで一時的に避難できる場所として整備されたもので、2024年4月に着工し、2025年3月に完成しました。鉄筋コンクリート造の3階建てで、最大60人が3日間過ごせるよう、水や食料などが備えられています。

また、外気をフィルターで浄化して建物内に取り入れ、室内の気圧を高めることで、放射性物質の侵入を防ぐ構造となっています。

畑中稔朗村長は、「非常時の想定は難しいが、施設の存在が地域住民の安心につながることが何より大切」と述べました。式典後には住民による見学も行われ、「トイレが多く、精神的にも安心できる」との声もありました。

なお、放射線防護対策の専用施設が設けられたのは、青森県内では初めてとのことです。

 

ABA青森朝日放送のニュースサイト。青森県内の最新ニュース。…