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廃校舎の利活用で新たなビジネスチャンス@中国地方

 

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廃校舎でビジネスチャンス ペットの病気の研究所、カワハギ養殖場 中国地方(中国新聞デジタル・2025年4月18日)

中国地方では、地域の廃校舎を活用するスタートアップ企業が増えています。研究所、魚の養殖場、シェアオフィスなど多様な用途があり、都市部よりもコストを抑えられるという利点があります。かつての学校が、新たに雇用や地域活性化を生む場として再生されています。

広島県安芸太田町の旧津浪小学校では、フォレマという企業がペットの検査やペットフードの製造販売を行っています。代表の小泉氏は東京から本社機能を移し、校舎を倉庫・研究所として活用しています。改装費は約800万円ですが、賃料は年45万円と安く、研究や人件費に資金を回すことができています。

また、島根県出雲市では、地元企業パナムが旧光中学校の武道場をカワハギの養殖場として再利用し、「ぽちゃかわハギ」というブランドで全国に販売しています。建物は市から無償で借り、災害時には避難所にもなります。

さらに、鳥取県八頭町の旧隼小学校は、シェアオフィスとカフェに生まれ変わり、地域住民が集う場となっています。運営するのは地元有志によるシーセブンハヤブサで、利用者や来訪者も多く、地域の活性化につながっています。

文部科学省によると、中国地方では過去19年間で808校が廃校となっており、その一部がこうした形で再活用されています。

 

廃校舎でビジネスチャンス 広島でペットの病気の研究所、島根でカワハギ養殖場 | 中国新聞デジタル

廃校舎を事業に活用するスタートアップ(新興企業)が増えています。研究所や魚の養殖場、シェアオフィス…。学び舎が雇用や活気…