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現在の長崎市中心部を構成する伝説的な都市計画書「NAGASAKI URBAN DESIGN SINCE 2000」

 

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NAGASAKI URBAN DESIGN SINCE 2000(ナガサキ アーバン デザイン)

「NAGASAKI URBAN DESIGN SINCE 2000」は、長崎県が2000年(平成12年)から推進している「環長崎港地域アーバンデザインシステム」の取り組みと成果をまとめた報告書です。このシステムは、長崎港周辺の公共事業において、都市デザインの専門家と協議しながら質の高い景観づくりを目指す仕組みであり、24年間で26件の施設デザイン調整が行われました。   

主な特徴として、専門家との協議体制が挙げられます。日本を代表する都市デザインの専門家6名で構成された「アーバンデザイン専門家会議」が、個別事業のデザインについて技術的な評価やアドバイスを行いました。

代表的な施設は、長崎水辺の森公園、長崎港松が枝国際観光船埠頭、長崎県庁舎・防災緑地(おのうえの丘) です。これらの取り組みは、アジア都市景観賞やグッドデザイン賞、土木学会デザイン賞など、国内外で高い評価を受けています。 

NAGASAKI URBAN DESIGN SINCE 2000」では、これまでの取り組みの変遷や成果を、関係者のインタビューや豊富な写真、イラスト、図解を交えて紹介しています。一般市民にも理解しやすい内容となっており、長崎港の海と都市景観を象徴するデザインが表紙を飾っています。

 

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