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【気候変動と漁業】深刻化する“海の温暖化”に苦しむハマが活路を見いだす「陸上養殖」 期待と課題は?(青森放送・2024年12月12日)
気候変動による海水温の上昇が東北地方の漁業に深刻な影響を与えている現状が報告されています。
特に青森県八戸市では、サケやサバなどの水揚げ量が大幅に減少しており、これは「海洋熱波」と呼ばれる極端な高水温現象が原因とされています。このような状況を受け、八戸市では海洋環境の変化に左右されにくい「陸上養殖」に注目が集まっています。
具体的には、嶋脇漁業がヒラメや高級カレイ「マツカワ」の陸上養殖に挑戦しており、人工海水をろ過・循環させる「閉鎖循環型」の養殖施設を活用しています。この方法は、海洋環境の変化や病原体のリスクを低減する利点がありますが、水の管理や初期投資、ランニングコストなどの課題も存在します。
八戸市はこの取り組みをモデル事業として支援し、産学官金が連携して課題解決を図っています。
このように、気候変動に適応するための新しい漁業の形として、陸上養殖が注目されており、八戸市の取り組みはその先駆けとなっています。
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