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「豊かな海は、豊かな森から生まれる」水産業と林業の両立で循環型社会を目指す@宮城県石巻市

 

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「豊かな海は、豊かな森から生まれる」2024.7.24 持ち寄り勉強会@はまぐり堂 (浜の暮らしのはまぐり堂 note・2024年8月28日)

2024年7月24日(水)、はまぐり堂にて第2回持ち寄り勉強会を開催しました。今回は「里山」をテーマに、牡鹿半島・桃浦で林業に取り組む合同会社もものわ代表・森優真さんをお招きし、お話を伺いました。

森さんは、海の環境保全をきっかけに林業へ転身し、「山が枯れると海が枯れる」という言葉から森と海のつながりを意識するようになったそうです。

現在はチェンソー技術指導や杉材の活用、企業・教育研修の受け入れ、森の香りを活かしたコスメづくり、ティンバースポーツの普及、杉の食用利用、「杉一本オーナー制」など、多様な形で森との関わりを広げています。

「人が山に関わることが大切」と語る森さんは、今後も地域と連携しながら、森の新たな活用に挑戦していきたいと話していました。

ところで、石巻は水産の町として知られていますが、実は林業や木材加工も盛んです。かつては魚を入れる木箱製造のために多くの製材所があり、今も石巻港周辺には製紙工場や合板工場が集中し、全国有数の木材集積地となっています。特に「石巻合板」や上場企業の「山大」などの工場では最新技術による自動加工が行われ、石巻は林業においても重要な拠点です。

また、日本全体の林業の課題としては、若い木が育たないことや、山の所有者が細かく分かれていて伐採が進まないことがあります。これにより植林が進まず、森の再生も困難になっています。こうした背景から、2024年に土地の相続申請が義務化されるなど、制度面での対応も始まっています。

 

その①

note(ノート)

 2024年7月24日(水)はまぐり堂にて、今年度 第2回目の持ち寄り勉強会を開催しました。今回は、今年の地域の冊子づく…

 


 

その②

note(ノート)

 2024年7月24日(水)に、石巻・牡鹿半島「はまぐり堂」にて、今年度 第2回目の持ち寄り勉強会を開催しました。  今…