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激痛「アニサキス」に異変“食中毒タイプ”が日本海側で増加 温暖化で生息域に変化か(ANN・2025年4月20日)
近年、福岡県など日本海側で、サバを生で食べることによるアニサキス食中毒の件数が急増しています。
これまで日本海側のアニサキスは食中毒を引き起こしにくいとされていましたが、内閣府の調査により、食中毒を起こしやすい「S型」と呼ばれるタイプが増加していることが判明しました。この変化の背景には、海水温の上昇や海流の変化による生息域の拡大があると専門家は指摘しています。
福岡県では、アニサキス対策として冷凍や加熱処理を推奨していますが、生のサバを提供する飲食店では、特殊なライトでの目視確認や調理器具の衛生管理を徹底しています。さらに、熊本大学では、魚の味を損なわずにアニサキスを死滅させるパルス処理装置の開発が進められています。今後、飲食店やスーパーへの導入が期待されています。
生の魚を安全に楽しむためには、アニサキスへの十分な注意が必要です。
20日、関東各地で25℃超えの夏日となりました。暑くなると食中毒の発生が増えますが、これまで比較的安全とされていた日本海…
テレ朝news