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イベントで排出される二酸化炭素を海藻吸収分で相殺「Jブルークレジット」活用(島根)(さんいん中央テレビ・2025年4月29日)
島根県松江市で開催される美容とファッションをテーマにしたイベント「ミューズフェス」では、会場での電力使用などにより排出される二酸化炭素を、海藻による吸収分で相殺し、「カーボン・ゼロ」を目指す取り組みが行われます。
この取り組みでは、中国電力が創設した「Jブルークレジット」を活用します。「Jブルークレジット」は、海で吸収・貯蔵される二酸化炭素「ブルーカーボン」を定量化し、売買できる仕組みです。島根県内では、松江市の島根原発沖合にある藻場で吸収された二酸化炭素が認証を受けています。実行委員会がクレジットを購入することで、イベントで排出される約0.2トンの二酸化炭素が相殺される予定です。
イベント実行委員会の桑谷優子代表は、イベントを通じてエネルギーについて考える機会を提供し、その知識を多くの若者に広めてほしいと述べています。また、中国電力島根支社の川本修司支社長は、若い世代に「Jブルークレジット」を知ってもらい、エネルギーについて考えるきっかけになることを期待しています。
「ミューズフェス」は松江市の松江テルサで開催され、地球温暖化や再生可能エネルギーの活用について考えるきっかけとなることを目指しています。
島根県松江市で5月に開かれるイベントで、会場での電力使用などで排出される二酸化炭素を海中の藻に吸収された二酸化炭素で埋め…