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4月のホタテ水揚げ 前年の4割未満 稚貝の確保が課題 陸奥湾内10漁協で調査へ(青森朝日放送・2025年5月1日)
2025年4月の陸奥湾におけるホタテの水揚げ量は、前年同月の36.1%、一昨年と比較すると13.2%にまで落ち込み、深刻な不漁となっています。青森県漁連によれば、4月の水揚げ量は成貝と半成貝を合わせて696トンにとどまりました。
むつ湾漁業振興会の立石政男会長は、「3年連続で不漁が続けば、漁業者や組合にとって非常に厳しい状況であり、危機的と言っても過言ではない」と述べています。
このような状況を受け、青森市ではホタテの実態調査に関する会議が開かれました。水産総合研究所によると、2025年は親貝から産まれたホタテの赤ちゃん(ラーバ)の数が例年の1割程度と少なく、稚貝の確保が大きな課題となっています。
陸奥湾内の10の漁協を対象に、5月19日から22日まで、2024年に産まれたホタテの大きさや重さ、異常の有無について調査が行われる予定です。
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