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「無人販売」が他分野で促進。地域活性化に資する新たな販売形態として注目@青森県

 

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青森県 無人販売(デーリー東北・2025年5月8日)

青森県では、近年「無人販売」の取り組みが多様な分野で進められています。人手不足や非接触ニーズへの対応、地域活性化を目的とした新たな販売形態として注目されています。以下に、県内での主な事例をご紹介します。

無人古着店「ピックアップ」(青森市)
2023年2月、青森市中心部の昭和通り商店街に無人古着店「ピックアップ」がオープンしました。店内には約500着の古着が並び、価格帯ごとにハンガーの色が分けられています。利用者は自ら計算し、料金を箱に入れる仕組みで、店員がいないため気軽に買い物ができると好評です。店長の我如古盛隼さんは、人件費削減と他店との差別化を図るため、無人販売を選択しました。

無人販売所「弘南鉄道Mini Marché」(弘前市)
2023年2月、弘南鉄道大鰐線中央弘前駅構内に、農産物などを扱う無人販売所「弘南鉄道Mini Marché(ミニマルシェ)」が設置されました。試験販売として、リンゴや大鰐温泉もやしなどを販売し、今後は常設化を目指しています。

多機能セルフレジ「TTG-MONSTAR」の導入(青森市)
2024年7月、青森市の観光施設「A-FACTORY」内の「Food Marché(フードマルシェ)」に、多機能セルフレジ「TTG-MONSTAR」が導入されました。このセルフレジは、券売機、セルフレジ、セミセルフレジの1台3役をこなし、レジ業務の自動化や多言語対応など、スタッフの業務効率化に貢献しています。

IoTを活用したふるさと納税自販機(東北町)
2025年3月、青森県東北町の道の駅おがわら湖に、全国初となるIoTを活用したふるさと納税自動販売機「旅のうくん」が設置されました。旅行者などがその場でクレジットカード決済で寄付を行い、自販機から出た引換券で道の駅にある返礼品を受け取ることができます。

これらの取り組みは、青森県内での無人販売の多様化と地域活性化に寄与しています。今後も、技術の進化や地域ニーズに応じた無人販売の展開が期待されます。

 

デーリー東北デジタル

人手不足が深刻化する中、青森県内で無人販売が広がりを見せている。常駐スタッフを置かなくてもいいため、1人でも手軽に事業を…