SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。
他の情報は こちら から!
バス停を交流&生活支援の場に カフェや生鮮食品そろえたスペース誕生 高齢化進む地方へ期待【北海道発】(FNNプライムオンライン・2023年11月18日)
北海道帯広市の大空地区では、バス停を中心とした新たなコミュニティスペース「大空ローカルハブ」が2023年11月1日に開設されました。この取り組みは、人口減少や高齢化が進む地域において、住民の交流の場や生活支援の拠点として期待されています。
「大空ローカルハブ」には、バスの待ち時間や地域の憩いの場として利用できるカフェが設けられており、コーヒーなどを楽しむことができます。また、帯広地方卸売市場から仕入れた新鮮な果物や野菜などの生鮮食品を販売する物販スペースも併設されています。
この地区では、すでにスーパーが撤退し、コンビニエンスストアが1軒あるのみで、車を持たない住民にとって日用品や生鮮食品の購入が困難な状況でした。そのため、このスペースの開設により、買い物の利便性が向上し、住民からは喜びの声が上がっています。
さらに、2024年1月からは、広尾町からの路線バスを利用して運送会社の荷物を運ぶ「貨客混載」の取り組みも予定されています。これにより、地域活性化やバス利用の新たな可能性が模索されており、地域を機能させるためには、まちづくりと交通の融合が必要な時代になっていると関係者は述べています。
この実証実験は2024年1月まで行われ、十勝バスなどは住民の意見を踏まえ、今後のサービスの拡充を検討していく予定です。
人口減少や高齢化が進む中、バス停を中心に地域住民の交流の場を作り、買い物の需要にもこたえようという新たな取り組みが北海道…
私たちはいつも身近な存在として皆さまに生活の安心を届けます…