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「san呼び」世界に広がるか 「性別肩書、問わず便利」(共同通信・2025年5月26日)
大阪・関西万博において、海外パビリオンの関係者と日本側のやりとりで、名前に「san(さん)」を付けて呼ぶコミュニケーションが“共通言語”として広まっています。
この「san呼び」は、性別や肩書に関係なく、一定の敬意を表すことができるため、使い勝手が良いと評判です。万博協会の関係者は、各国の関係者がそれぞれの国に帰ってからもこの呼称を使ってほしいと期待しています。
3月中旬に行われたオンライン会議では、司会者が「~さん、どうぞ」と発言を促す場面があり、英語での質疑応答の中でも「san」が頻繁に使われるようになっています。オランダパビリオン政府副代表のアイノ・ヤンセンさんは、「オランダ語、英語、スペイン語でも敬意を表す場合には年齢や性別で呼称を使い分けるが、日本文化はオランダで人気があり、気に入って広める人がいるかもしれない」と述べています。
このように、「san呼び」は国際的な場でのコミュニケーションにおいて、性別や肩書にとらわれない敬称として注目されています。