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【中国地方初】大型クルーズ船の寄港先の境港で「日本版ライドシェア」の実証実験 一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ有料の輸送サービス 鳥取県境港市（日本海テレビ・2025年5月30日）
2025年5月30日、鳥取県境港市において、中国地方で初となる「日本版ライドシェア」の実証実験が実施されました。この取り組みは、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の寄港に合わせて行われ、一般ドライバーが自家用車で乗客を有料で輸送するサービスです。
この実験は、地元のタクシー会社が国の許可を得て実施し、一般ドライバーは事前に研修を受けた上で参加しています。料金は国が定めたもので、一般的なタクシーより約1割高く、目的地とともに事前に提示されます。
当日は、午前8時頃から出港前までの約9時間にわたり実施され、10組の乗客が市内の観光地などへの移動に利用しました。利用者からは、「簡単に乗れて目的地に行ける」「フェアな価格で問題ない」といった肯定的な意見が寄せられました。
一方で、用意された車両が4人乗りのみであったため、定員オーバーで利用できないグループが生じたことや、「ライドシェア」という言葉が一部の外国人観光客にとって分かりづらいといった課題も明らかになりました。
日テレNEWS NNN
中国地方では初の試みです。大型クルーズ船の寄港先の境港で、5月30日から乗客専用の「日本版ライドシェア」の実証実験が始ま…
