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空き家改修した「分散型ホテル」が上越市中郷区に開業 周遊促し地域活性化目指す（上越タウンジャーナル・2023年8月16日）
新潟県上越市中郷区に、地域の空き家を活用した分散型ホテル「町宿Oranchi（オランチ）」が2023年8月に開業しました。この取り組みは、妙高市の山﨑建設と長岡市のロコウェイが協力し、空き家を一棟貸しの宿泊施設としてリノベーションしたものです。ホテル機能を地域内に分散させることで、地域の回遊性を高め、経済効果が期待されています。
「町宿Oranchi」は、築100年近い古民家を改修した「レキシ棟」と、地元作家の作品を取り入れた「ミライ棟」の2棟で構成されています。チェックインは妙高市内のカフェ「MYOKO COFFEE北新井店」で行い、その後各宿泊棟へ向かう仕組みです。また、レキシ棟では地元酒販店が厳選した日本酒をウェルカムドリンクとして提供しています。
将来的には、宿泊棟を移住希望者に販売し、新たな空き家のリノベーションを進める計画もあります。このように、空き家問題の解消と地域経済の活性化を目指した取り組みが進められています。
上越タウンジャーナル
地域に点在する空き家を一棟貸しの客室としてリノベーションし、地域一帯を宿泊施設に見立てた分散型ホテルの「町宿Oranch…
