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建設現場で余った木材を有効活用 “残材BANK”とは(日テレNEWS・2023年5月30日)
三重県松阪市の建設会社・中美建設では、住宅建築の際に生じる端材や余剰木材を廃棄せず、有効に活用する「残材BANK」という取り組みを行っています。もともと廃材となる木材を、SNSの情報発信を通じて無償で必要な人に提供しています。
この取り組みは、コロナ禍によるアメリカでの住宅需要の高まりやDIYブームに伴い、木材価格が高騰したことをきっかけに、2022年1月から本格化しました 。中美建設の中村淳二社長によると、以前は年間に150~200立方メートルもの木材を廃棄し、その費用が約100万円にも及んでいたとのことです。
また、同社は地産地消を目指し、三重県産の木材を積極的に提供しています。長距離輸送を避けることで燃料使用を抑え、地元の林業活性化にも貢献しているとのことです 。さらに、残材BANKを通じて、普段は木材に触れる機会の少ない人々に、木の魅力を感じてもらうきっかけにもしていきたいとしています。
「残材BANK」は、廃棄コストの削減に加え、資源の有効活用や地産地消、地域の林業振興、そして木に親しむ機会の創出と、多面的なメリットを持つエコな取り組みです。
日テレNEWS NNN
木材の高騰でウッドショックといわれる事態になっている中、建設現場では、以前から問題になっていることがありました。それは、…