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海岸のプラごみで作ったピンバッジ 竹島水族館で販売 「いつかピンバッジを作らなくてもいい世の中に」 愛知・蒲郡市(千葉テレビ・2024年7月5日)
愛知県蒲郡市にある竹島水族館では、海岸で回収されたプラスチックごみを活用し、オリジナルのピンバッジ「UMIBANA(うみばな)」を販売しています。このピンバッジは、環境問題についての気づきを促し、気軽な対話のきっかけとなることを目的とした商品です。
この企画を考案したのは、アルバイト職員の山本直子さん(44歳)です。山本さんは、私立学校で非常勤講師としてSDGsや地球温暖化などについて教えており、「海洋ごみ問題をもっと身近に感じてほしい」との思いから、この取り組みを始めました。もともと趣味でピンバッジを制作していた経験を活かし、プラスチックごみを材料にした商品を開発したのです。
ピンバッジは、海岸で拾ったプラスチックごみを粉砕したうえで、動物をモチーフとした6種類のデザインに成形されています。現在のラインナップには、「アシカ」「ウツボ」「オオグソクムシ」などがあり、今後は「カワウソ」のデザインも追加される予定です。
商品は、竹島水族館の売店で1個900円(税込)で販売されています。山本さんは、「このバッジをきっかけに、環境問題に関心を持ち、海洋ごみについて話題にしてもらえたらうれしいです」と語っています。
この取り組みは、「いつかこのピンバッジを作らなくてもいい世の中に」という願いを込めて、遊び心を持ちながらも真剣にプラスチックごみ問題に向き合うものとなっています。
愛知県蒲郡市の竹島水族館は、地元の海岸に漂着したプラスチックごみを使って制作したピンバッジ「UMIB...(中京テレビ)…