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漁業会社天洋丸の「漁師」になった女子大生。今の漁師の働き方とは?@長崎県雲仙市

 

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“漁師”になった女子大生 社員寮完備・有給・賞与あり イマドキ漁師の働き方(テレビ長崎・2024年6月11日)

長崎県雲仙市にある漁業会社「天洋丸」が、2021年から始めた1年間限定で漁師として働く制度「一年漁師」に、国際系大学を卒業した檜森友香子さんが参加しました。檜森さんは大学3年時、新型コロナの影響で休学し、佐賀県でノリ養殖のアルバイトを経験。その後、漁業への関心を持ち、「一年漁師」の募集を見つけ応募しました。

天洋丸は中型まき網漁を手がけ、カタクチイワシを主に獲っていますが、漁師の高齢化と人手不足が課題となっていました。そこで従業員寮の整備や労働環境の改善、有給休暇(入社後すぐ10日)や年2回の賞与、社会保険、家具家電付き寮などの福利厚生を充実させました。応募資格は「運転免許」のみで、社用車も貸与されます。

檜森さんは大学卒業後、佐賀には戻らずそのまま雲仙市南串山町へ移住し、2023年3月から「一年漁師」として勤務を開始されました  。夜から漁に出て朝に戻る漁業スタイルの中、漁船の作業、鮮魚処理、網修理、水産加工など幅広い業務に従事されました。

檜森さんは生活面で、近くにスーパーがなく不便さを感じたものの、橘湾に沈む夕日の美しさや地域の人々との温かい交流に心が癒されたと語っています。漁業という「未知の世界」での経験が、彼女にとって今後の人生に大きな影響を与えるものになったようです。 

 

FNNプライムオンライン

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