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船橋高校生、漁師や飲食店と連携で「コノシロカレー」を開発。低利用魚活用へ@千葉県船橋市

 

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低利用魚を活用したご当地グルメ「コノシロカレー」 市船生の発案で商品化(船橋経済新聞・2025年6月18日)

船橋市立船橋高校(市船)の生徒たちは、地元の漁師や飲食店と連携し、東京湾で水揚げされながらもあまり利用されていない魚「コノシロ」を活用したご当地グルメ「コノシロカレー」を開発しました。

このカレーは、「高タンパク・低脂質のアスリート食」「SDGs」「地産地消」をキーワードに、市船商業科の生徒たちがアイデアを出し、飲食店「ラーメン963」などを経営する料理人・黒川裕士さんの協力を得て商品化されました。

主役のコノシロは、市内の漁師・大野さん(大傳丸)が提供し、ミンチに加工されてキーマカレーに使用されました。大野さんは持続可能な漁業に取り組み、低利用魚の有効活用を研究されています。

今回のイベントでは、「船橋にんじん」を使ったレッドカレーと「船橋小松菜」を使ったグリーンカレーの2種類が、あいがけスタイルで提供されました。

今後は、レトルト商品や冷凍食品としての展開、ふるさと納税の返礼品登録、市内のコンビニや百貨店での販売を目指しています。商品名については複数案を検討中で、市民からの公募も視野に入れているとのことです。

 

船橋経済新聞

船橋市立船橋高校(市船)の生徒たちが船橋の漁師や飲食店と連携し、地元産の低利用魚「コノシロ」を活用した新たなご当地グルメ…