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しんどいときに休める空間「カームダウンスペース」広がる。駅や博物館、大阪万博にも登場(IDEAS FOR GOOD・2025年7月9日)
駅や博物館、空港、万博会場など公共の場において、不安やストレス、感覚過敏を感じる人が「少し休みたい」と思ったときに安心して利用できる「カームダウンスペース」が広がっています。
大阪メトロ・夢洲駅では地下鉄として初めて設置され、黒い壁に囲まれたソファ付きスペースが整備されました。一方で、完全な遮光・遮音には課題があるとの意見もあります。九州国立博物館では「あんしんルーム」として白と木目を基調にした3つの部屋が用意され、調光機能やセンサリーグッズ、同伴者用の待合室もあります。利用者向けのマップやガイドも公開されており、配慮された設計がなされています。
さらに、羽田空港、神戸空港、大阪・関西万博などにも設置が進み、Yogibo社が対話を重ねてデザインしたスペースも誕生しています。
これらの取り組みは、感覚過敏やストレスによるしんどさを「個人の問題」ではなく「誰にでも起こりうること」と捉え直し、公共空間にゆとりと余白を設ける社会づくりの一環として進んでいます。今後は遮音・遮光性の向上など継続的な改善が求められています。
公共空間に「しんどさ」を受け止める場所はあるでしょうか?感覚過敏やストレスを抱えたときに心を落ち着けるための空間・カーム…
このページは、カームダウン・クールダウン(室)に関する情報公開を通じて、カームダウン・クールダウン(室)の理解を深め、…