「防災ふろしき」から始まる循環。共生から協生の変化で持続可能な社会へ

 

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災害への備えから自然との協生まで 「防災ふろしき」開発者が目指す持続可能な暮らし(SDGs ACTION!・2025年9月17日)

アイクリエイト代表・粟田あや氏は、阪神・淡路大震災と東日本大震災の体験から「いつどこで災害が起こってもおかしくない」という意識をもつようになりました。そこで考案したのが、日常的に持ち歩け、災害時にも多用途に使える道具として「防災ふろしき」です。

群馬県の朝倉染布と共同で、超撥水技術を用いてふろしきの四隅を結んで袋状にでき、水を運ぶことも可能な防水性能を持たせています。他にも三角巾や止血用、授乳ケープなど、多機能性が特徴となっています。

第2弾の防災ふろしきは「つながりの根」というテーマを掲げ、自然との協同を意識したデザインに改良しました。非フッ素撥水加工を採用し、より環境に配慮した仕様となっています。生産から注文まで反響が大きく、在庫切れになるほどでした。

さらに、粟田氏は自然と人との関係を「共生」から「協生」へと進化させたいと語ります。自然をただ守るだけでなく、人間が能動的に関わることで生態系や暮らしの循環を良くしていきたいという考え方です。

里山の知恵を日常生活に生かすプロジェクト「SATOYAMER」も立ち上げ、東京から八ヶ岳への移住を通じて、自然に近い暮らしを実践されており、防災分野のユニークな取り組みとして注目を集めています。

 

SDGs ACTION

防災意識から自然との関係を見直し地方移住へ。「防災ふろしき」開発者の粟田あやさんに「協生」の考え方と持続可能な暮らしを聞…

 


 

SATOYAMER

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