【2024.11】イチニチヒトコト

 

1日1文(イチニチヒトコト)は、これまでに出会ってきた古今東西の名言を1日1つ、紹介していくコーナーです。

迷った時や困ったときに、この名言に耳を傾けると意外な突破口を開くことができるかもしれません。

 

過去の1日1文はこちらから


2024.11.30

タイの若者の間では遠い席の人と乾杯する時「Bluetooth‼︎」っていうらしいので積極的に使っていきたい。

クリエイティブな考え方です。本質を捉えながらも、共通の意味を持ち、かつ周囲に不快な思いをかけることなくユニークである。こんな気の利いたヒトコトが言えるようになりたいですね。

2024.11.29

中途半端なマニアは、知識の浅い人や新参を排斥するというより、マウンティングするんだよな。それによって自分の位置を確認しようとする。

深く掘り下げたマニアは、いくら調べても調べきれない世界の広さを知って、大海に漂う筏のように「この世界すげー」と途方に暮れる幸せの境地に達してる。

良いマニアと悪いマニアの具体例を示した名言です。この行動の原理には自信の有無が関係していると思います。自信がないから、自分の位置を確認して優越に浸る。この流れは良くありません。自信を持った、良いマニアであるべきです。

2024.11.28

嫉妬っていうのは、自分が努力できてない時に、してしまうものなんです。

人間誰でも、嫉妬したり見栄を張ったりしたくなるものだけど、きっと、「着実に前に進んでいる自分」を日々実感できれば、周りのことはあまり気にならなくなるんですね。

嫉妬という感情の本質を突いた名言です。努力して、自信がついた人は他の人を嫉妬をしたりしません。だから、自分のために努力をすることは、それ以上の価値があると思います。

2024.11.27

ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。

オードリー若林さんの名言です。ネガティブは暇な時に襲ってきます。ネガティブがやってきたと思ったら、すぐに趣味・仕事・家事などに没頭しましょう。ネガティブ思考が入り込む隙間がなくなることで、いつの間にかネガティブが消えていきます。

2024.11.26

社会不適合が悪いのか。社会に適合してる方が絶対に狂ってる。

一見、悪いとみられることもある社会不適合。それは本当に悪いことなのでしょうか。いや、今の社会に疑問を持たないと変化する、良い社会を作ることはできません。それならば、常に違和感を持ちながら社会に適合しない強い人は、これからも求められていくと思います。

2024.11.25

成功は人の表面を飾り、失敗は内面を豊かにする。失敗には成功に劣らぬ報酬がある。

成功=良い、失敗=悪いと決めつけていませんか?そんなことはありません。失敗には成功では得られない報酬があります。つまり、挑戦した地点で100点満点なんです。

2024.11.24

デザイナーが作るからデザインなんじゃなくて、「あっこれ、こうしたらもっとわかりやすいかも」って考えることがデザインなんです。そんなことをずっと考えてる人がデザイナーというだけなのです。

デザイナーと聞くと、なんか遠い言葉のように感じることがありませんか?しかし実際は、普通の人が当たり前にやっていることと大きな違いはありません。そのことを分かりやすく示した名言がこちらです。今の状態をより良くする、これを繰り返すとデザインにつながっていきます。

2024.11.23

センスは誰でも磨くことができる。センスとは選択する力(精度)のことである。

センスという抽象的な言葉を具体的に表現した1つの名言です。選択する力は、選択肢の量によって大きく変わります。100個の選択肢から選ぶよりも、1000個の選択肢から選ぶ方が良い。選択肢が多ければ多いほど、選び出す1つの答えの精度は向上するのです。まずはたくさんの良いものに触れることが大切です。

2024.11.22

1万時間の法則。何かのプロになるには、1万時間かかる。1日3時間やると、1年で1000時間。=10年間、毎日3時間やり続ければ達成する。

プロになるために必要な時間を、具体的に示しています。毎日3時間を10年間続けることで到達すると考えると、本当に無意識に取り組み続けないと達成できないのです。

2024.11.21

「プライドっていうのは能力の高い人が自分を律するために持っている物で、凡人のそれは、自分を有能な人間だと思われたい願望からくるただの見栄っていうんだよ。まったく違うよ」

プライドと見栄の違いを示した名言です。プライドは外に出すものではなく、自分を守る盾。その違いを理解した人はとても優しく、とても強く見えます。

2024.11.20

大切なのはやる気ではなく、好奇心と追求心。

やる気を出せ!と怒鳴る人がいますが、それは無意味です。一方で、好きを追求する心には限界がありません。だから突き抜けられる。突き抜ける道中で得る知恵は必ず生きてきます。恐れずに好きなことで突き抜けましょう。

2024.11.19

自分の人としての器を広げてくれたのは、大体人からの無茶振りか、しんどい仕事だったから。

24歳の今の自分でも、この名言は刺さります。無茶振りが始まる前は「どうやって乗り越えよう」ということで頭がいっぱいになっていましたが、それを乗り越えて気がつけば自分のレベルが上がっていました。しんどい仕事が来た時には「キタキタ」と思い、全力で取り組んでみましょう。きっと、仕事が終わった後にはもっと高い景色が見えていると思います。

2024.11.18

金がないことが貧困なのではなく貧乏。金がないならないなりにやる、ということができないのが貧困。

金を得る方法を知っているのが知性ではなくて、金がなくても笑って過ごせるのが知性。

貧乏と貧困の違いを明確に示した名言です。貧乏は個人が思うことで悪いことではないのですが、貧困はお金がないと何もできないと錯覚する悪い状態です。その状態をポジティブに捉えることができるのが知性だと思います。

2024.11.17

「技術」とは、心が折れたり、辛苦が成功につながらない時にでも、ある一定の水準以上の仕事を維持する事が出来るという事である。

スランプの時は、技術という力業で乗り切っていると、そのうち、心が復活してくる。

それまで持ちこたえる技術を身に付けるのがプロフェッショナル。(小池一夫)

技術の本質を示した名言です。理不尽な時にも、折れずに仕事を続けることができる能力。プロの能力とは、決して責める能力ではなく、守りの能力なのかもしれません。

2024.11.16

運の良い人の多くが持っている5つの力を持っています。

①行動力 ②視野を広げる力 ③何でも面白がる力 ④楽しむ力 ⑤感謝する力

それまで積み重ねてきた勉強や経験値などで差はありますが、運の流れにはどんな人も逆らうことができません。しかし、名言のような5つの力を持っていると、運気が悪いときでも最小限の影響で流すことができるし、運気の良いときは、さらに良い流れに乗れます。運を大切にしましょう。

2024.11.15

「一瞬の幸福を求めるなら魚を渡す、一生幸福でいたかったら釣りを覚えなさい」って名言が確かあったと思うけど、なんか最近この言葉が何の事言ってたのかわかる気がする。

あれね、「準備して期待して挑んでも見返り無し」ってのに慣れて、それでも根気良く繰り返し待てる人じゃないと出来ないんよ。

この名言、最初は「いつでも釣れる技術を身につけておけば食いっぱぐれない」ということを指していると思っていましたが、どうやら社会はそんなに優しくないようです。努力が報われないことの方が多い、理不尽に耐える力がなければ何かを成し遂げることはできないのです。

2024.11.14

「どうしたら自分に厳しくなれますか?」と良く聞かれる。

目安として今頑張ったら将来は何十倍も楽できて、今楽したら将来は何十倍も苦労すると思っとけ。今の頑張りには将来の頑張りの何十倍もの価値がある。頑張るなら今が1番お得だ。サボった代償を払うのは自分。自分で自分の邪魔してどうするよ?

自分に厳しくなるのではなく、今、努力することが最もコスパが良い、合理的に考えた結果が今なんです。後で苦労するくらいなら、今苦労しませんか?それが成功の秘訣です。

2024.11.13

市場価値は①『業界の成長』②『事業の成長と収益性』③『会社の人件費に関する方針』④『個人の実績』という、 4つの要素のかけ算で決まる

市場を評価するには4つの要素に分類すると良いでしょう。どれか1つが突出していても、どれかの数値が低いと大きな結果を残すことはできません。世の中の流れを見て、良い方向に進むセンスを磨きましょう。

2024.11.12

若いときに流さなかった汗は、老いてから涙となって返ってくる。

おじいさんから頂いた名言です。若い時に努力をしていなければ、歳をとってから後悔に変わります。今、努力することが最もコスパが良いと信じて、取り組みましょう。

2024.11.11

僕たちははるか昔、小学生時代に経験しているはずだ。最大効率を叩き出すのは、「終わった人から帰っていいよ」であることを。

作業がいつまでも続くという状況でモチベーションを保つ名言です。これに勝る特効薬はないでしょう。

2024.11.10

なんで勉強しなきゃいけないのか。「誰が本当のことを言っていて、誰が嘘つきなのかわかるようになるため。それがわかれば世界が楽しくなるし、自身の心が豊かになる」

学生時代に一度は思い浮かべる問いに対して、明確に答えを示した名言です。嘘をつく人や環境は社会あります。それを嘘だと見抜ける能力は、情報が溢れている現代に必要です。

2024.11.09

「わからないことがあれば勉強すればいい」というふうに考えられるのは「技術的、能力的、時間的」な自信と余裕があるということ。

一般的に「教養」と呼ばれているものを分解すると、このように表現できると思います。わからないことを卑下することなく、必要であれば身につけられるという自信を持つこと。具体的には先述の3つを身につければ良いと思えることは、焦りという感情とは程遠い、思考や自信の安定につながります。

2024.11.08

笑うという行為にはそれなりの知識と教養が必要。

多様な一流の方とお話しする機会があると、しばしば初めて聞く単語に出逢い、笑いがおきます。しかし、自分自身の無教養が原因で、正確に笑いの意図を受け取れないことはとても勿体無いです。楽しく過ごすために、勉強を欠かせないことが重要です。

2024.11.07

クリエイターは、自分の作品への主観的な評価を「技術的に上手いか下手か」ではなく、「自分で愛せるかどうか」にすると良い。

何かを表現する活動者に向けた名言です。そもそも、自分の実力を上手い下手で評価することが難しいので、「情熱を込めて作品の好きな部分を解説できるか」という指針に従って評価すると良いでしょう。

2024.11.06

厨二病には一回かかっておけよ。アレはおたふく風邪みたいなもんで一度かかったらもうかからない。

ただ年齢重ねてからかかると重症化する。どんな症状が出るか?そう、陰謀論だ。

中高生時代に誰もが経験ある(であろう)独特な感情は、その時に一度表に出しておくことをお勧めします。大人になって取り返しがつかないことになる前に・・・。

2024.11.05

良いオタクとは楽しさを共有したり情報を発信して周りを幸せにする。

悪いオタクは好みを押し付けたり自分と違う価値観を攻撃して周りを不快にする。君達は良いオタクになれ。

良いオタクの本質は「和」の精神を体現しています。周囲に良い影響を与えられる、良いオタクを目指しましょう。

2024.11.04

人間の偉大さは自分の惨めさを知る事。/人間の偉大さは自分の無知を知る事。/人間の偉大さは自分の罪深さを知る事

人は何でも知っているから偉いのではなく、逆に無知であることを自覚しているから偉いのです。人間はきれいで道徳的に素晴らしいから偉い、のではなく、むしろ惨めで罪深いということを自覚しているからこそ偉いのです。
これは言い換えると、「人間の偉大さは、自分の有限性を知っていることにある」と言えるのではないでしょうか。惨めさ、無知さ、罪深さ、といったものは、どれも人間の有限性を表しています。つまり、「人間は有限な存在であることを知っているからこそ偉い」と言い換えられます。


2024.11.03

投資家とは「未来を見通すことができ、また人々が価値を見出していないものに価値を見出す」ことだ。

投資の本質を示しています。既に価値のあるものがさらに価値向上していくことに期待するのではなく、価値や評価ゼロの良いものを発掘してプロデュースしていく。それが本当の投資家です。

2024.11.02

「伝承」と「伝統」の違い「伝承」とは、昔のことを忠実に伝え承けつぐこと。変えてはならない。

「伝統」とは、伝え統めること。昔と今の変化を一つに統めあげること。昔の「不易」を大切にしながら、現代の流行もつかみ変化し続ける必要がある。

たった一文字の違いですが、意味は大きく異なると同時に、どちらも大切にしなければならない考え方です。大切なのは、2つを混ぜ込んで考えないこと。

2024.11.01

自分の意見を持ち、同時に相手に敬意を表する方法はある。それが、信念ある礼儀正しさと呼ばれるものである。

自分の意見と相手の敬意は一見逆に見えるものですが、「信念ある礼儀正しさ」をを意識することで両立できます。敬意を忘れずに、自分に自信を持った行動がベストです。