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循環経済をまちづくりの根幹に。産官学で作る「サーキュラーシティ蒲郡」の現在地(IDEAS FOR GOOD・2025年4月17日)
愛知県蒲郡市は、2021年11月に「サーキュラーシティ」を表明し、サーキュラーエコノミーを基盤とした持続可能なまちづくりを推進しています。この取り組みは、経済・社会・環境のバランスを最適化し、市民のウェルビーイング(幸福)を実現することを目的としています。
市は、ビジョン「つながる 交わる 広がる サーキュラーシティ蒲郡」を掲げ、教育・消費・健康・食・観光・交通・ものづくりの7つの重点分野を設定しました。これらの分野において、市民や事業者と連携しながら実証実験プロジェクトを実施しています。例えば、廃棄物の再利用やCO2の活用、未利用資源のアップサイクルなど、多様な取り組みが行われています。
2025年3月には、「サーキュラーシティ実証実験プロジェクト2024成果報告会」が開催され、実証事業の成果や今後の展望が共有されました。また、市は市民との距離が近い「市」という行政単位の特性を活かし、柔軟な調整や支援を行いながら、サーキュラーエコノミーの推進に取り組んでいます。
このように、蒲郡市は産官学の連携を通じて、サーキュラーエコノミーをまちづくりの根幹に据えた先進的な取り組みを進めています。
2021年11月にサーキュラーシティを表明した、愛知県蒲郡市。3年半近くが経った今、市内ではどのような変化が起こっている…