エースコック、未利用魚を活用したカップ麺を開発。食品ロス削減と地域の価値向上へ@長崎県五島市

 

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もったいないを美味しいに!五島列島で水揚げされた未利用魚「イスズミ」と「アイゴ」を活用した カップ麺誕生(長崎放送・2025年4月18日)

長崎県の五島列島で水揚げされるものの、市場に出回らず廃棄されることが多かった未利用魚「イスズミ」と「アイゴ」を活用したカップ麺が開発され、全国で販売されます。

この取り組みは、インスタントラーメンメーカーのエースコックが食品ロス削減を目的として進めているプロジェクトの一環で、今回で第4弾となります。「イスズミ」は独特の磯臭さがあり、「アイゴ」はヒレに毒があるため、これまで市場価値がつきにくく、漁獲されても廃棄されることが多かった魚です。

エースコックはこれらの魚の風味を活かし、魚介の旨味が詰まった「うどん」と「ちゃんぽん」のカップ麺を開発しました。長崎県の大石賢吾知事も試食し、「課題と言われている臭さがない」と評価しています。

このカップ麺は、2025421日から約3か月間、全国で販売される予定です。未利用魚の有効活用を通じて、食品ロス削減と地域資源の価値向上を目指す取り組みとして注目されています。

 

NBC長崎放送

五島列島で水揚げされながらも、市場に出回らない魚を使ったカップ麺が完成し、全国で販売されることになりました。魚介の旨味が…