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延岡の「空き家活用モデル」お披露目 在宅医療の岩谷医師中心に(日向経済新聞・2024年3月9日)
延岡市北小路にある空き家をリノベーションした「空き家活用モデル」が、2024年3月3日にお披露目されました。このプロジェクトは、在宅医療を行う「縁・在宅クリニック」の岩谷健志院長が中心となり、建築家や不動産会社経営者、フラワーデザイナーと協力して進められました。リノベーションされた家屋は、さまざまな立場の人々が集まり、イベントなどを行えるコワーキングスペース「むすび」として生まれ変わりました。
岩谷院長は、在宅医療の現場で医療と福祉、地域とのつながりが不足していることを実感し、地域の人々が集まり交流できる場を作りたいと考えました。その思いから、祖父母の家だった物件を活用し、誰でも利用できる汎用性のある空間としてデザインされました。内装にはスタッフの子どもたちも参加し、壁を塗るなどの作業を行いました。
この取り組みは、延岡市が市内の空き家や空き店舗の解消を目的として新たな利活用案を募集する事業の一環で、選ばれた物件には委託料が支払われます。今回の「むすび」は、同事業で初めて完成に至ったケースとなります。