地域の自治力を高めるための新たな試みとして「小ささの研究所 Mラボ」の設立@奈良県三宅町

 

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学びと実験の場から、まちの「つくる力」を育みたい。【スモールデザイン研究レポート# 2】(奈良県三宅町 公式note・2024年3月4日)

奈良県三宅町が取り組む「スモールデザイン研究レポート#2」では、地域の自治力を高めるための新たな試みとして、〈小ささの研究所 Mラボ〉の設立構想が紹介されています。

三宅町は、少子高齢化と人口減少が進む中で、従来の行政主導の公共サービスだけでは地域課題に対応しきれない現状に直面しています。そのため、住民や多様な関係者が共に学び、実験を通じて課題解決に取り組む「リビングラボ」の概念を取り入れた〈Mラボ〉の設立を目指しています。

〈Mラボ〉は、住民が主体となって地域の課題を発見し、試行錯誤を重ねながら解決策を模索する場として機能します。これにより、地域全体の「つくる力」を育み、持続可能な自治の仕組みを構築することを目指しています。

この取り組みは、三宅町が掲げる「対話・挑戦・失敗」の価値観を体現し、地域の未来を住民自身が築いていく文化を育むものです。今後、具体的な制度設計や実践を通じて、〈Mラボ〉の実現に向けた動きが進められる予定です。