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名駅南の「祢宜公園」に可変式「ごろりんベンチ」 椅子、机、イベント活用に(名駅経済新聞・2024年2月2日)
名古屋市中村区名駅南の「祢宜(ねぎ)公園」に、2024年1月23日、可変式の「ごろりんベンチ」が設置されました。 このベンチは、名古屋西ロータリークラブからの寄付金を活用して、名駅南地区まちづくり協議会が導入したもので、高さや形が異なる4つのパーツで構成され、移動や組み合わせが可能です。 素材には、耐久性に優れた「エコアコールウッド」が使用され、難燃塗料も施されています。
この取り組みは、公園の快適性と利便性の向上を目指す「ごろりんプロジェクト」の一環として行われています。 かつては路上生活者のたまり場や違法駐輪、喫煙の問題がありましたが、人工芝の設置や地域住民との交流イベント「五千人祭」などを通じて、公園の再生が進められています。
「ごろりんベンチ」は、椅子やテーブルとしてだけでなく、イベントのステージとしても活用されており、地域住民の憩いの場として親しまれています。 設計は名古屋工業大学の学生が担当し、既存の設備との調和や多様な利用シーンを考慮してデザインされました。
同様の取り組みは、西柳公園でも行われており、地域全体で公共空間の活用が進められています。