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青森県産品をアメリカで販売。特産品の販路拡大を目指す課題は「青森の認知度の低さ」

 

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アメリカで見た青森県産品の“現在地”は… 現地に出向するむつ市職員が見た最新状況をリポート!(青森朝日放送・2025年5月9日)

2025年4月から、青森県むつ市は初めて職員を海外に派遣し、特産品の販路拡大に取り組んでいます。その一環として、美濃英武さんが民間企業「JapanNavi」に出向し、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで活動を開始しました。

美濃さんは、下北地域の鮮魚を中心とした青森県産品を現地の飲食店などに紹介しています。現地では、日本の魚の品質が高く評価されている一方で、青森の知名度が低いことが課題とされています。しかし、ロサンゼルス中心部に新しく開店する店舗が「MUTSU」と名付けられるなど、青森の特産品に対する関心も高まりつつあります。

既に、海峡サーモンの加工品やブランド米「青天の霹靂」、ヒバのまな板や包丁などの工芸品が取り扱われる店舗も出てきており、販路の拡大が進んでいます。また、長いもなどの農産品にも需要があるとされ、今後の展開が期待されています。

一方で、トランプ政権による関税措置の影響で、仕入れ価格の上昇や料理の価格設定に悩む飲食店も見られます。美濃さんは、富裕層など営業先によって異なる対応が必要であるとし、市場のニーズを見極めながら活動を進めています。

美濃さんの出向期間は2年間で、6月以降はシンガポールでも誘客促進や販路拡大に取り組む予定です。青森の魅力を世界に広める取り組みは、これから本格化していく段階にあります。

 

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