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陸奥湾養殖ホタテ、5日で約12トンを廃棄。県は原因調査と支援を検討@青森県

 

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“死貝の山”大量に積み上げられた死んだホタテ 5日で約12トン廃棄の漁協も…「いままでで最低、全然だめ…」ホタテ大量死で漁師苦悩 養殖カゴに移したうち9割程度の330枚以上が死んだケースも(青森テレビ・2025年5月19日)

青森県の陸奥湾で養殖されているホタテが大量死し、青森市の後潟漁協では、過去5日間で約12トンの死んだホタテが廃棄されました。

2024年の猛暑による高水温やエサ不足が原因とみられ、漁師たちは「いままでで最低、全然だめ」と深刻な状況を訴えています。特に2024年10月下旬に養殖カゴに移したホタテでは、9割以上が死んでいたケースも報告されています。

一方、11月に作業したものは死んだホタテの数が比較的少なく、作業時期によって生育状況が大きく異なることが明らかになりました。県は19日から陸奥湾内でホタテの生育状況などの調査を開始し、宮下知事は原因調査と支援の検討を進めるとしています。

今年度の水揚げ量は例年の4分の1程度の2万トンに落ち込む見込みで、漁業関係者は自然環境の変化に対応するための作業方法の見直しを迫られています。