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令和の子どものガス抜きに…ガス店が始めた駄菓子屋盛況 ほぼ60円内、地区外からも来客「これほど人気出るとは」（南日本新聞・2025年6月1日）
鹿児島県指宿市のガス会社「肥後プロパン商会」の一角に、子どもたちが気軽に集まれる場所を作りたいという思いから、社長の肥後大輔さんが４月中旬に駄菓子屋「ひごP」をオープンしました。店内は昭和風の装飾が施され、約150種類の駄菓子やおもちゃが揃い、価格も手ごろです。
開店のきっかけは、小学2年生の長女とその友人が近くのドラッグストアへ買い物に行く様子を見て、かつて自分が通った駄菓子屋のような場所が地域に必要だと感じたことでした。
お店は平日の午前8時半から午後5時半まで営業し、店番は社長の母・明美さんが担当しています。駄菓子を通じて、お金の大切さや人との会話の楽しさも子どもたちに伝えています。
開店から1カ月ほどで、平日は20～30人、土曜日などは50人近くが訪れる人気ぶりとなり、今では地区外からも来店があります。肥後社長は「軽い気持ちで始めたが、地域貢献につながるなら続けていきたい」と話しています。
南日本新聞デジタル
鹿児島県指宿市湊３丁目のガス会社「肥後プロパン商会」の一角が、連日子どもたちでにぎわっている。同社の肥後大輔社長（４４）…
