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9年制義務教育学校の敷地内に「六戸町立図書館」が開館。地域活性化へ@青森県六戸町

 

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六戸町立図書館が六戸学園敷地内に新たに開館(なびたび北東北・2025年6月1日)

2025年6月1日、青森県六戸町にある9年制義務教育学校・六戸学園の敷地内に、新たな町立図書館が開館しました。この図書館は学園の図書室も兼ねており、子どもたちの利用を促進し、教育環境の充実を図っています。

新しい図書館は約600平方メートルの木造平屋建てで、旧図書館とほぼ同じ面積ですが、天井が高く大きな窓があるため、明るく開放的な空間となっています。蔵書数は約1万8千冊で、今後は利用者からのリクエストを募り、最終的には約3万3千冊まで増やす計画です。

館内には、子どもたちが本を手に取りやすいように高さ約1.5メートルの低い書架が設置されており、スポーツ関連の書籍や「ドラゴン桜」などの漫画、雑誌も揃えられています。また、リラックスして読書ができるように掘りごたつも設けられています。

開館に先立ち行われたセレモニーでは、佐藤陽大町長が「六戸学園同様、町の新たなシンボルとなるよう願う」と挨拶しました。開館初日には約130人の親子連れが訪れ、館内を見学しました。六戸学園6年生の外山葵さんは「きれいで広い。本が大好きなので毎日来たい」と話していました。

旧図書館が閉館してから約1年半が経過しており、町民も新しい図書館の開館を心待ちにしていました。近隣に住む松村加代子さん(67)は「学校に併設するのは良い考え。来館した時、子どもたちの姿があればうれしいね」と話していました。

図書館の開館時間は午前930分から午後7時までで、月曜日は休館日です。ただし、六戸学園の児童・生徒は休館日でも利用可能となっています。

 

なびたび北東北

六戸町立図書館が1日、9年制義務教育学校・六戸学園の敷地内で新たに開館した。学園の図書室も兼ねることで子どもたちの利用を…