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地域を盛り上げる「道の駅」の役割に再注目。自治体との連携で生まれる賑わい創出へ@北海道

 

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民間企業のセンス光る!北海道の「道の駅」人気のワケ 自治体との連携で生まれる新たなにぎわい(札幌テレビ・2025年6月18日)

全国には1,230か所の道の駅があり、都道府県別では北海道が129か所と最も多くなっています。北海道の道の駅ランキング(2025年版)では、第1位が音更町の「おとふけ なつぞらのふる里」、第2位が士幌町の「ピア21しほろ」、第3位が遠別町の「えんべつ富士見」でした。

第3位の「えんべつ富士見」は2020年にリニューアルされ、施設が清潔で家族連れにも人気です。第2位の「ピア21しほろ」では士幌産ポテトチップスや個性的な大福が人気を集めています。第1位の「おとふけ なつぞらのふる里」は2022年に移転オープンし、来館者数は400万人を超えています。十勝名物の豚丼やカレーが楽しめるフードコート、キャンピングカー向けの駐車スペースも好評です。

道の駅の設置には、「24時間利用可能なトイレと駐車場」「地域情報の提供」「地域振興施設の併設」などの条件があります。設置主体は市町村などの公的団体ですが、運営は民間企業が担っているケースも多く、柔軟なサービス提供や迅速な対応が可能になるメリットがあります。

一方で、老朽化などの理由により登録が廃止される道の駅もあり、運営の難しさも指摘されています。今後は、民間の経営センスや地域資源を活かした企画力が求められ、自治体と民間の連携が成功の鍵となり、地域を盛り上げる「道の駅」の役割は今後ますます重要になっていきそうです。

 

STV札幌テレビ 放送(北海道)

生活に潜む、さまざまなナゾを解き明かす「ナゾトキ」です。きょうのナゾは「道の駅」です。…