SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。
他の情報は こちら から!
〝再生型観光〟目指す 龍郷町がローカルコープ設立へ 町内外協働でまちづくり(南波日日新聞・2025年6月30日)
鹿児島県龍郷町は、6月29日に町の施設「りゅうがく館」で「Local Coop(ローカルコープ)龍郷」の設立に向けた説明会を開きました。代表理事は則敏光副町長、役員は6人で、設立は7月上旬の予定です。ローカルコープは「第二の自治体」として、税金以外の収入で地域のインフラやサービスを支える新しい仕組みで、地域内外の人や企業の力を活用し「再生型観光」を目指します。
財源には企業版ふるさと納税や、町有林が吸収するCO2を企業が買い取るJ-クレジットを活用し、生物多様性や伝統文化の保全を進めます。奈良県月ヶ瀬村や三重県尾鷲市に続く全国4例目で、資源ごみ回収や自然環境の再生といった取り組みも参考にします。
町長は少子高齢化で文化や自然の維持が難しい現状に触れ、島外の力も取り入れて課題を解決したいと述べました。推進役の林篤志さんは、ローカルコープは住民主体の「共助」であり、外からの力を軸にする重要性を語りました。
則副町長は、耕作放棄地の解消や藻場の復活など具体的な活用策を挙げ、町は「再生型観光」を目指す「ネイチャーポジティブ宣言」も予定しています。
南海日日新聞
龍郷町は29日、同町りゅうがく館で「Local Coop(ローカルコープ)龍郷」(代表理事・則敏光副町長、役員6人)設立…