気候変動や観光振興に対応した「里海づくりの手引き」を改定へ@環境省

 

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里海づくり、気候変動に対応 地域向け手引改定へ 環境省(JIJI.COM・2025年8月5日)

環境省は、藻場や干潟の保全など、沿岸海域の生物多様性を高める「里海」づくりの手引を改定する予定です。

手引は、自治体や漁業関係者、NPOなどが里海づくりを進める際の参考となるもので、現行のものは2011年に策定されました。今回の改定では、各地の具体的な事例や、気候変動による海洋環境の変化を踏まえた実践的な取り組みも紹介される予定です。

活動件数は年々増加していますが、磯焼けの進行や担い手・資金不足といった課題も顕在化しています。環境省はこれらの課題に対応し、地域での取り組みをさらに支援するため、令和7年度中に新たな手引を公表する方針です。

また、有識者会議は、脱炭素や観光振興といった施策と連携させることで、里海づくりを地域活性化の柱とするよう提言しています。

 

時事ドットコム

環境省は、藻場や干潟の保全など、沿岸海域の生物多様性を高める「里海」づくりに関する手引を改定する。手引は、里海づくりを進…