餃子の町で誕生した「未利用魚ウザ」、未利用魚の有効活用へ@栃木県宇都宮市

 

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2年かけて完成「未利用魚ウザ」 ギョーザの街の高校生が考案(毎日新聞・2025年9月13日)

栃木県宇都宮市の作新学院高等学校では、流通に乗りにくい「未利用魚」の有効活用を目指し、生徒たちが「未利用魚ウザ(みりようぎょうざ)」を考案しました。

この商品は2年かけて完成し、同校の文化祭「作新祭」で限定販売され、好評を博しました。開発に携わったのは魚類・水生生物探求チームで、2023年に未利用魚の存在を知り、地元の活性化につなげたいと考えたことがきっかけでした。

サメを使った研究では、臭みを抑えておいしく仕上げる工夫を重ね、その成果で全国コンテスト優勝も果たしました。その後、後輩がレシピを改良し、十数種類を試作して完成度を高めました。販売にあたっては宇都宮餃子会加盟の企業が協力し、ネズミザメやヤシオマスの端材を活用して450食を提供しました。

生徒からは「たれなしでもおいしい」との声が寄せられ、今後は加工コストを下げ、安定した製造方法を模索していく方針です。

 

毎日新聞

 流通に乗りにくい「未利用魚」の有効活用を目指し、作新学院高(宇都宮市)の生徒が考案したギョーザ「未利用魚ウザ(みりよう…

 


 

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