樽見鉄道が野菜を運ぶ。ローカル線が取り組む「貨客混載」@岐阜県大垣市

 

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とれたて野菜を客と一緒に…ローカル鉄道で始まった『貨客混載』車内の空きスペースを活用し新たな収入源に(東海テレビ・2025年11月28日)

岐阜県西濃地方のローカル線、樽見鉄道では、11月27日から新鮮な野菜を列車で運ぶ取り組みが始まりました。この方法は、乗客と一緒に荷物を運ぶ「貨客混載」と呼ばれるもので、鉄道会社と農協の双方にメリットがあります。

大垣市と本巣市を結ぶ区間で、さつまいもやゆず、地元特産の自然薯などが運ばれました。野菜は乗客のいないスペースに置かれ、走行中もベルトやカバーでしっかり固定されます。樽見鉄道は1997年度から赤字が続き、2024年度の1日平均乗客数は約1943人と厳しい状況ですが、国や県、沿線自治体の支援を受け運営を続けています。

目的地の駅では列車から車に積み替えられ、JAの直売所に新鮮な野菜が並びます。鉄道側は空きスペースを活用して収入を得られ、JA側もトラック運搬距離を減らせるためCO2削減や職員の負担軽減につながります。

この取り組みは、地域活性化や地産地消の推進にもつながる試みとして注目が集まっています。

 

FNNプライムオンライン

岐阜県西濃地方のローカル線で11月27日から、とれたての野菜の鉄道で輸送する取り組みが始まりました。客と野菜を一緒に運ぶ…

 


 

|樽見鉄道

樽見鉄道からのお知らせです。…