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廃棄パンを駅のロッカーで販売 横浜発の官民協働モデルが広げる食品ロス削減(朝日新聞SDGs ACTION!・2025年11月28日)
横浜市では、食品ロス削減に向けた取り組みとして、市営地下鉄の駅構内に「SDGsロッカー」というロッカー型自販機を設置しています。これは、近隣のパン店が閉店時に残ったパンを割引価格で販売する仕組みで、行政、ロッカーメーカー、パン店が役割を分担して運営しています。
横浜市は設置場所の提供や広報を担当し、アルファロッカーシステムはロッカーの設置・管理やパン店の開拓を行い、パン店は残ったパンをロッカーに補充して販売します。利用者はお得にパンを購入でき、パン店は廃棄を減らし売上につなげることができます。SDGsロッカーは柔軟なサイズ設計で、当日発生するロスパンを自由に販売できる仕組みです。
また、スマートフォンで在庫状況を確認できるため、店舗が効率的に補充できます。現在、横浜市内10カ所をはじめ全国15カ所で展開され、今後は温度管理機能付きロッカーの導入により、お弁当や冷蔵・冷凍商品など取り扱い品目を拡大する計画です。
行政・企業・店舗が協働する「SDGsロッカー」は、全国に広がることが期待されています。
横浜市及びヨコハマSDGsデザインセンターでは、市内外の事業者・市民の皆様と連携し、SDGsの達成や食品ロス…