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日本近郊では3800種が水揚げ、普段食べられているのは20~30種…「未利用魚」をサブスクで家庭に(読売新聞・2025年11月29日)
福岡市のベンナーズは、漁獲されても市場に出回らない「未利用魚」を使った水産加工品を、定額制で家庭に届けるサービス「フィシュル!」を展開しています。
未利用魚とは、傷があったり知名度が低いために廃棄される魚のことで、日本近郊では約3800種の魚が水揚げされますが、普段食べられているのはわずか20~30種類で、総水揚げ量の約3割が未利用魚になります。
井口剛志社長は「適切に処理すればおいしく食べられ、消費者にも水産業者にも喜ばれる三方良しを実現したい」と語ります。「フィシュル!」では、全国で水揚げされた魚を当日中に加工し、カルパッチョやマリネなど約40種類の味付けで冷凍パックにして提供しています。
累計会員数は約5万9000人に上ります。井口社長は日本の魚食文化を世界に広めるため、来年タイに海外1号店を出店するほか、インドネシアでは水揚げから販売まで一貫したシステムを構築する計画を進めています。
【読売新聞】漁獲されても市場に出回らない「未利用魚」などを使った水産加工品をサブスクリプション(定額利用)で家庭に届ける…
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