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国内初の「コミュニティバンク」京都信用金庫が取り組む共創施設「QUESTION」

 

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目先の利益より、地域との対話を大切に。京都信用金庫のおせっかいバンカーがつくる「小さな経済循環」(IDEAS FOR GOOD・2025年4月9日)

京都信用金庫は、1971年に国内初の「コミュニティ・バンク」を宣言し、営業ノルマの廃止や地域ニーズに基づくプロジェクト型支援を推進してきました。その象徴的な取り組みが、2020年11月に京都市中心部に開設された共創施設「QUESTION」です。この施設は、銀行業務だけでなく、カフェ&バー、コワーキングスペース、イベントスペース、コミュニティキッチンなど、多目的な機能を備え、地域の人々が集う場となっています。

QUESTIONの1階はカフェとして運営され、地域の人々が気軽に立ち寄れる空間を提供しています。銀行の窓口は6階に設置され、従来のハイカウンターを廃止し、座ってじっくりと対話できる環境を整えています。さらに、2階と3階はコワーキングスペース、4階はイベントスペース、7階には会議室、8階にはコミュニティキッチンが配置され、多様な用途で利用されています。

京都信用金庫は、営業ノルマを廃止し、地域の事業者との対話を重視する「おせっかいバンカー」としての役割を果たしています。職員は地域の課題を共に考え、解決策を提案することで信頼関係を築いています。このような取り組みを通じて、同金庫は地域社会との共創を推進し、長期的な視点で地域の発展に寄与しています。

 

IDEAS FOR GOOD

1971年に国内の金融機関として初めて「コミュニティ・バンク」を宣言した京都信用金庫。営業ノルマを廃止し、地域ニーズに基…