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栄町・山中児童遊園がリニューアル 誕生55周年「バーバパパ」のベンチも(板橋経済新聞・2025年4月10日)
板橋区栄町にある「山中児童遊園」が全面改修を終え、3月31日にリニューアルオープンしました。この公園は東武東上線の中板橋駅と大山駅の中間に位置し、線路沿いにあるため「電車が近くで見える公園」として地域住民や保育園児に親しまれてきました。
今回の改修では、老朽化して閉鎖されていた水遊び場「こどもの池」を撤去し、その跡地に通年利用可能な幼児広場を新設。ワニの顔を模したクライム遊具やキリンの置物型遊具、芋虫型のステップ遊具などが設置されました。また、フランスの絵本「バーバパパ」のキャラクターを模したベンチが4基設置され、カラフルで親しみやすいデザインとなっています。このベンチの設置は、板橋区が「絵本のまち板橋」としての取り組みの一環として行ったもので、バーバパパの原書刊行55周年と作者の一人であるタラス・テイラー氏の没後10年という節目の年に合わせたものです。
さらに、既存のブランコと滑り台も刷新され、オストメイト対応の多機能トイレも新設されるなど、ユニバーサルデザインの観点からも配慮された公園となっています。板橋区みどりと公園課の担当者は、「地域住民の要望を取り入れ、明るくかわいらしいデザインを目指した。多世代に親しまれる憩いの場になれば」とコメントしています。