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人のつながりが見えるアナログSNSとして「伝言板」が反響@京都市中京区・JR二条駅

 

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1億総スマホ時代に「伝言板」 JRの駅で復活 変わらぬ人と人のつながり映し出す(産経新聞・2025年4月7日)

携帯電話がなかった時代に、駅での連絡手段や待ち合わせ場所として使われていた「伝言板」が各地の駅で復活し、話題となっています。現在では使い方が昔とは異なるようですが、好評を受けてJR西日本は一部の駅で常設を検討しているとのことです。スマートフォンが普及した現代においても、こうしたアナログな存在は人と人とのつながりを感じさせてくれます。

たとえば、京都市中京区のJR二条駅では、「黄砂と花粉のW襲来。SOS!」「こうべ(神戸)からかえったよ」など、個人的な出来事をつづった書き込みが見られ、SNSの「つぶやき」に近い内容となっています。伝言板は改札近くに設置され、13行の枠に区切られており、週末には多くの利用客によって半日で黒板が埋まることもあるそうです。書き込みは終電後に駅員が消しています。

この伝言板は、山陰線(嵯峨野線)の嵯峨(現・嵯峨嵐山)-園部間の開業125年を記念したイベントの一環として、駅員の小野湧登さん(24)が「懐かしさを感じられるもの」として発案したものです。SNSでも大きな反響があり、JR西日本は常設化を検討しています。

中には「学校や仕事に行きたくない」といった悩みの書き込みもありますが、それに対して「頑張れ!」「どうしたの?」といった他の利用客からの励ましや心配の声が寄せられることもあり、「人間味あふれる伝言板」として親しまれているのが特徴です。

 

産経新聞:産経ニュース

携帯電話がなかった時代、駅での連絡手段や待ち合わせ場所として機能していた「伝言板」が各地の駅で復活し、話題を呼んでいる。…