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野菜×魚を同時に飼育する循環型農法「アクアポニックス」@神奈川県横浜市

 

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野菜と魚がまさかのコラボ! 循環型新農法アクアポニックスが食料生産の常識を変える(朝日新聞SDGs!ACTION・2025年1月8日)

野菜と魚を同時に育てる循環型農法「アクアポニックス」の可能性と、その普及に取り組むアクポニ(横浜市)の代表・濱田健吾氏の活動を紹介しています。

アクアポニックスは、魚の排泄物を微生物が分解し、その養分を植物が吸収することで、化学肥料を使わずに野菜を栽培する仕組みです。この方法により、温室効果ガスの排出を約7割削減できるとされています。また、縦型の水耕栽培タワーを活用することで、同じ敷地面積で従来の7倍の収穫量を得ることが可能です。

濱田氏は、アクアポニックスの普及を目指し、アメリカでの研修を経て、国内での農園設計や施工を手がけています。企業や地域と連携し、未利用資源を活用した循環型のビジネスモデルを構築しています。さらに、センサーやアプリを活用したデータ管理により、未経験者でも効率的な運営が可能となっています。

今後の課題として、アクアポニックスの大規模化とブランド化が挙げられており、国内最大規模の農園「マナの菜園」の開設など、さらなる展開が期待されています。

 

SDGs ACTION

野菜と魚を一緒に育てるアクアポニックスという農法が、少しずつ広まりつつあります。化学肥料を使用せず、資源を循環させること…