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葉山の漁港で「ヒジキを五感で味わう」親子イベント ブルーカーボン学ぶ(逗子葉山経済新聞・2025年4月22日)
親子向けイベントが、5月11日に葉山町の真名瀬漁港周辺で開催されます。
このイベントは、「葉山アマモ協議会」が、葉山の漁師による伝統的なヒジキ漁や加工方法を子どもたちに伝えることを目的として、2023年から実施しているものです。参加者は、船上からヒジキを観察したり、シェフによるヒジキ料理を味わったりするなど、五感を使ってヒジキについて学ぶことができます。また、国内で初めてヒジキがブルーカーボンクレジットを受けたという報告も行われます。
協議会では今年、「ブルーカーボンブック」を制作し、葉山町教育委員会を通じて町内の小学校に寄贈しました。メンバーの山木克則さんは、地域の漁師や子どもたちと一緒に藻場の再生や観察活動に取り組んだ経験をもとに、本の内容をまとめたと話しています。デザイナーの松本愛さんは写真を多く使う工夫をし、イラストレーターのはなてるさんは海藻の特徴や海と山のつながりを丁寧に描いたとのことです。
山木さんは、「磯焼けが全国で深刻化するなかで、自然には回復する力がある。その力を後押しできれば、海の未来は変えられる。このイベントがその第一歩となれば」と話しています。
親子を対象にしたイベント「ヒジキDAY~葉山のヒジキを見て、体験して、食べて、学ぼう」が5月11日、真名瀬漁港(葉山町一…