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和歌山県水産試験場、熊野灘南部の海水温が100年で3.1度の上昇を確認

 

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100年で3・1度上昇 熊野灘南部の海水温、和歌山県水産試験場(AGARA紀伊民報・2025年4月22日)

和歌山県水産試験場(串本町)が1966年から2023年までの58年間にわたり熊野灘南部海域の海水温を解析した結果、100年あたりで最大3.1度の上昇が確認されました。

特に冬季の30メートルの水深で顕著な上昇が見られ、これは黒潮の大蛇行による暖水の影響と考えられています。

また、春と夏には海水の混合が起こりにくく、秋と冬には混合が起こりやすい傾向も明らかになりました。

このような海水温の変化は、水産資源の評価や漁業の予測に重要な影響を与える可能性があります。

 

和歌山県水産試験場(串本町)が過去58年間の熊野灘南部海域の海水温を解析した結果、100年当たりに換算すると最大で3・1…