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漁協が取り組むブランド牡蠣。「純小浜産カキ」で地域活性化へ@福井県小浜市

 

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クリーミーで上品な味わい…福井県に新ブランドカキ2種 「うらら」と「こはる」小浜湾で養殖(福井新聞・2025年5月12日)

福井県小浜市漁業協同組合などが、小浜湾で養殖する新たなブランド牡蠣2種、「若狭うららかき」と「若狭こはるかき」を開発しました。これらの牡蠣は、身入りや味わいに加え、成育の速さが特長で、「うららかき」は高水温への耐性にも優れています。これにより、流通量が少ない春と秋の出荷も可能となり、今後、量産化などに取り組む予定です。

「こはるかき」は、小浜湾で採取した天然種苗を養殖し、“純小浜産”にこだわっています。通常1年半ほどの成育期間が8カ月ほどになり、牡蠣の出荷がない春の供給も見込まれます。

「うららかき」は、卵を産まない「三倍体」と呼ばれる個体を使用しています。産卵しない分、栄養をため込むため、夏場の高水温に強く、秋ごろの出荷も可能とされています。

昨年度に行った試験販売では広島県産の種苗を使用していましたが、「こはるかき」を親にした三倍体の種苗を養殖したところ、順調に成育したとのことです。将来的には、小浜湾で採取した種苗で本格的な養殖を目指しています。

 

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福井県の小浜市漁協などが小浜湾で養殖する新たなブランドマガキ2種を開発した。「若狭うららかき」と「若狭こはるかき」で、身…