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のどかな田舎の暮らしを護る訪問看護プロジェクト「いなかんご」@三重県伊賀市

 

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いなかんご/訪問看護プロジェクト

「いなかんご」プロジェクトは、三重県伊賀市の大山田地域で2024年4月に始動した訪問看護プロジェクトです。「訪問看護でのどかな田舎の暮らしを護る」を理念に掲げ、医療資源が限られた地域でも、住民が住み慣れた場所で安心して暮らし続けられるよう支援しています。

「ななーる訪問看護ステーション」が中心となり、健康に不安を抱える方々の自宅を訪問し、健康相談や観察、寝たきりの方のケアなどを行っています。これにより、住民が遠方の医療機関に頼らず、地域での生活を継続できるよう支援しています。 

カルテには訪問看護専用電子カルテ「iBow」を活用し、患者情報をリアルタイムで共有しています。これにより、遠隔地の医師や本部スタッフとの連携が強化され、看護師の孤立感を軽減し、質の高いケアを提供する体制が整っています。このように地域における人材循環モデルやICTの活用を進めることで、持続可能な運営体制を構築し、他の医療過疎地への展開も視野に入れています。 

また、毎月第2金曜日には「ななーるカフェ@さるびの温泉」を開催し、健康増進のレクリエーションを通じて住民との交流を深めています。また、不定期で「村の保健室」を実施し、血圧測定や健康相談を行うなど、地域住民の健康をサポートしています。 

プロジェクトに参加する看護師の一人、井ノ岡美玖さんは、「田舎で最後まで活きることを諦めて欲しくない」と語り、地域の人々が住み慣れた場所で最期を迎えられるよう、日々活動しています。 

「いなかんご」プロジェクトは、大山田地域で培ったノウハウを基に、他の医療過疎地への展開や持続可能な運営体制の構築を目指しています。地域包括ケアシステムの実現に向け、ICTの活用や人材育成を進め、地方の医療問題解決に貢献していく予定です。

 

ななーる訪問看護ステーション - 箕面市・池田市・豊中市・吹田市・京都のご自宅に訪問している ななーる訪問看護ステーションのWEBサイトです

訪問看護で のどかな田舎の暮らしを護る 25年に向けて地域包括ケアの必要性が叫ばれていますが、田…