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交流拠点「AJIRO MUSUBI(網代むすび)」を開設、漁村地域の活性化貢献へ@静岡県熱海市

 

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廃校活用、世代超え交流の輪 24年開設の「網代むすび」 漁村に活力創出に貢献【熱海市・網代地区】

静岡県熱海市では、廃校となった旧網代小学校を改修し、2024年8月に交流拠点「AJIRO MUSUBI(網代むすび)」として開設しました。この施設は、地場産品を扱うマルシェや子育てイベント、企業活動の場として活用されており、少子高齢化が進む漁村地域の活性化に貢献しています。

毎月第3日曜日に開催される「むすびマルシェ」では、地元のスイーツや雑貨、占いやマッサージなど約20店舗が出店し、子ども向けの体験イベントも行われ、多くの人でにぎわいます。

運営は、Uターンや移住してきた40代の若手実業家で構成される一般社団法人「あじろ家守舎」が担っています。旧校舎の再生には住民の寄付やクラウドファンディング、市の支援などが活用されました。

また、空き教室を活用したレンタルオフィスには建築や教育、食品関連などの企業が入居しており、温泉や海といった自然環境を活かして企業研修やワーケーションも受け入れています。こうした取り組みにより、都内からの移住希望者も増えつつあります。今後は、周辺の空き家を移住者の受け入れ先として活用することが課題となっています。

さらに、あじろ家守舎は南熱海地区の魅力を紹介する「南熱海街巡りマップ」を1万部作成しました。地元の飲食店や宿泊施設、土産物店などを掲載し、観光客の周遊を促進しています。このマップは市の委託事業として作られ、QRコードからGoogleマップで店舗情報なども確認できます。

 

静岡新聞DIGITAL

 熱海市で廃校になった旧網代小を改修し、2024年8月に開設された交流拠点「AJIRO MUSUBI(網代むすび)」。地…

 


 

AJIRO MUSUBI(網代むすび)