木製の地域通貨から始まる社会復帰プロジェクト「人おこしシェアハウス」@岡山県美作市

 

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【岡山】ひきこもり支援に“木製コイン”!?地域通貨で社会復帰をデザインするシェアハウス!(ソトコト・2025年7月10日)

岡山県美作市にある「人おこしシェアハウス」では、ひきこもり支援の新しい方法として、2023年4月から「HOPE(ホープ)」という木製コインの地域通貨を導入しています。これは、料理や掃除、朝の清掃などの簡単な家事や活動を行うことで、金銭ではなく“ごっこ”としてコインを獲得できる仕組みです。金銭的な負担がないため、社会復帰への低いハードルが成功の鍵となっています。

この「HOPEコイン」は、シェアハウス内で運営されているブレックファスト・カフェ(4HOPE)や森のスイーツ・カフェ(1~2HOPE)、ネイルやヘアメイクのアドバイス(4HOPE)、ギター教室(3HOPE)、ヘッドスパ(4HOPE)などのサービスに使えます。さらに、体調の悪い仲間へのお礼として使うこともでき、自然なコミュニティの助け合いも促進されています。

このシェアハウスは今年で10年目を迎え、延べ100名以上の若者が参加し、美作地域に移住して地域に根ざすOB・OGが19名いるなど、約40名の人々が今も繋がっています。

HOPEコインを通じての“小さな社会参加”は、ひきこもりからの一歩を踏み出す自信を育む大切な取り組みであり、社会課題に対する地方発の新しいアプローチとして、大きな示唆を与えています。

 

sotokoto online(ソトコトオンライン)

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