日本財団、カキ養殖のゴミ対策でICタグを内蔵した新型フロートの導入試験を開始@広島県

 

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海洋ごみを生む“浮き”の対策に本腰 ICタグで管理も! 「カキ養殖用いかだ」に新型フロート1000個取り付け【広島発】(テレビ新広島・2025年7月18日)

広島県はカキの生産量が全国一ですが、養殖用いかだを支える「フロート」が海に散乱し、漁業者にとって長年の悩みとなっていました。フロートは発泡スチロール製で、劣化すると白い破片が海に漂い、環境問題となっていたのです。

こうした課題を受け、日本財団と県内漁協が連携し、耐久性が高く、環境に配慮した新型フロートの導入実証事業を始めました。新型は従来よりも約2.5倍長く使え、ICタグを使って個体管理も可能です。

これにより、交換の適切なタイミングが把握でき、流出の防止にもつながります。

2025年度は県内30組合と協力し、約1000個の新型を導入予定で、今後の環境保全型養殖のモデルケースとなることが期待されています。

 

FNNプライムオンライン

カキ生産量全国トップの広島県で、漁業者らが“劣等感”を抱いてきた課題がある。海面に散乱する白い破片。その正体は、養殖用い…

 


 

日本財団

日本財団は、瀬戸内海における包括的海洋ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」の一環で、養殖で用いられる発泡スチロー…