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北海道の築88年の廃校舎がウイスキー蒸留所へ「使命だと思った」製造工程見学も(Sitakke・2025年9月10日)
北海道当別町に、新しいウイスキー蒸留所が整備されます。舞台となるのは、2016年に閉校した旧・弁華別小学校の木造校舎で、築88年となり道内で現存する木造校舎としては3番目に古い建物です。天井の照明に挟まったバドミントンのシャトルや、歪んだバスケットゴールが残る体育館など、かつての学校の面影が色濃く残っています。
この建物をウイスキー蒸留所として再生させようとしているのが、ウイスキースチューデントの田中隆志さんです。田中さんは厚岸蒸留所の立ち上げにも関わった経験があり、「もし私が使わなかったら、この建物はなくなってしまうかもしれない」と語ります。
当別町は麦の栽培が盛んで水質が柔らかく、ウイスキーづくりに適した条件が揃っており、田中さんはこの土地に魅力を感じました。蒸留所には体育館や図書室を活用し、製造工程の見学ができる地域の観光拠点を目指します。
また、一部の製品は原材料をすべて当別町産にする計画で、町の経済活性化にもつなげたいと考えています。クラフトウイスキーの製造は、2026年8月から始まる予定です。
Sitakke 【したっけ】
北海道当別町に、新しいウイスキー蒸留所が整備されます。 舞台は、廃校になった小学校です。 天井の照明に挟まるバドミント…
プロジェクトの基本コンセプト …